面接官のしょうもない質問がエンジニアに辞退される原因になっている/paiza開発日誌
優秀なエンジニアは、この社会情勢をもってしても引く手あまたの超売り手市場で、転職先などいつでも選び放題です。気が向いて面接に来てくれた優秀なエンジニアは、ほかにもたくさんの企業から「ぜひうちに来てください」と言われていると思って間違いありません。
面接を通して嫌な印象を受けた企業は、その時点で「ここはやめとこう」と容赦なく辞退されてしまいます。
それだけならまだしも、周りのエンジニアたちに「あの企業はやめておいたほうがいいんじゃないかな」という口コミを流される可能性もあります。(エンジニアたちは常に情報交換をしあっています)
非エンジニアのひとにとって、エンジニアのスキル評価は正直ムリである。世の社長、人事はこのことを肝に銘じておいたほうがよい。そうなると評価しやすい「人物面」ばかり細かくチェックするようになる。それが事態を更に悪化させる原因になっていると思う。
記事にあるように、「自身も選ばれている立場」だということを忘れないことが重要だ。もうスキルを評価できない時点で、「もうこいつ、俺のこと何もわかってないな」と思われてもしょうがない。相手を的確に褒めてあげられないというのは、その時点で「評価者」というよりも「人間」として大減点である。基本的に人間は、自己重要感をくすぐられない相手に好意を持つことはほとんどないのだから。
これはもう、婚活パーティーに例えるのが一番わかりやすい。一対一の自己紹介タイムで、「自分の夢はこうだ」と一方的に語り、相手の「学歴」や「年収」や「趣味」や「料理の上手い下手」ばかり聞いてくる者が、相手に好かれることはまずない。そもそも自分の都合だけを優先する事は双方向の「コミュニケーション」とは言えない。
では、非エンジニアの突破口はないのか。それは「きちんと専門家をリスペクトする姿勢」だと個人的には考えている。胸を借りるように、素直に現状を伝え、相手に何をどこまで出来るか語ってもらう。その内容と熱量で判断すればいいのではないかと思うのだ。極限まで寄り添おうとしてみて、それでもダメだったらしょうがない。お互いも納得だろう。それでいいじゃないか。
文責/夏生 隼成




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