以前の仕事から離れてから、10年以上のブランクがあります。現在の家計や今後の生活を考えると、私も再び仕事をして収入を得られるようにすることが必要だと感じています。将来的に、年金だけをあてにできませんし、十分な資産もありません。子どもはいますが、子供の将来の可能性の芽を摘んでしまうような負担はかけたくないと思っています。自分なりにあれこれ就職情報を探し、応募もしてみました。なかなか仕事を開始するところまでいきつけないどころか、場合によっては応募に対する返信さえいただけないこともあります。私の応募の仕方が間違っていたのかな?と、考えることもあります。また過去に病気療養を何年か送った経験もあり、どんな仕事をするにしても体力的な不安もつきまといます。どんな働き方でどんな仕事が可能なのか、迷うばかりです。何かヒントになるようなアドバイスをいただきたくお願いいたします。
相談者さんは、とても実直で真面目な性格のように見受けられました。「子供の将来の可能性の芽を摘んでしまうような負担はかけたくない」。本当にそうですよね。でも、ひとりで抱え込みすぎないでくださいね。
「10年以上のブランクがある」とのことですが、大丈夫です。前職の経験も大切ですが、この10年間に経験してきたことも振り返ってみてください。子育て経験、家事経験、趣味やボランティアだって、今の時代なら業務経験として評価してくれるところもありますよ。まず、キャリアコンサルタントの人と一緒に、そのあたりを洗い出してみることからスタートしてもよいかもしれません。
応募してみた就職情報は、リクナビやマイナビのような求人サイトでしょうか。だったら、それは違います。この10年で人材サービスは劇的に変わりました。大手求人サイトの大部分は39歳以下の若者をターゲットにしているサービスとなっています(運営会社は否定するかもしれませんが、実質そうなっています)。40歳以上は、ミドル・シニアを対象としたサービスをご利用ください。「年代 転職 地域」といったキーワードではなかなか見つけにくいのですが、根気強く対象サービスを探しましょう。ちなみに検索で見つけにくい理由は「大手サイトが広告費を大量投下しているから」です。腹立ちますよね。
体力的にハードじゃない仕事も、探せばきっとあります。正社員だと少ないかもしれませんが、派遣やバイトなら沢山出てくるでしょう。紹介予定派遣といって正社員雇用前提の派遣もあるから、そういうところも探してみてください。
年齢に関係なく、仕事探しに大切なのは「WILL(やりたいこと)」「CAN(できること)」「NEED(求められていること)」の3要素をきっちり押さえることです。とくに「CAN(できること)」の領域を増やすことが重要です。領域が狭いなら、「WILL(やりたいこと)」や「NEED(求められていること)」から見て、これから身につけたい「CAN(できること)」は何かを検討していきましょう。もちろん、ひとりじゃ難しいなら、キャリアコンサルタントを頼ってみてくださいね。
キャリアコンサルタント/夏生 隼成




この記事へのコメントはありません。